01 / ABOUT THE PLACE
この一軒について。
鮨 日進月歩のコースは、つまみを重ねるより、握りを主役に据えて鮨を味わいたい人に向く。訪問者の記録には、握りに巻物や手巻き、お椀、玉を組み合わせた内容があり、別の回には16貫の変化に富んだ握りが登場している。
一貫ごとの違いを楽しむ手がかりになるのがシャリ。あるランチの記録では、米酢と赤酢のシャリを使い分け、酢の味わいは感じられながらも穏やかで、ほどけのよい食感だったという。鰹や小肌、煮帆立を挙げた訪問者もいて、ネタとシャリの組み合わせに目を向けながら食べ進めたくなる。
印象に残る一品として複数の訪問記録に登場するのが、鮪の手ごね寿司を手巻きで味わう趣向。鮪のカマを焼いた身をほぐし、ミョウガと合わせたものと紹介されており、握りの合間に違った食べ方を挟める。コースによっては手巻きや巻物も含まれるため、内容を選ぶときは握りの貫数だけでなく、こうした一品の有無にも注目したい。
もう少し趣の異なる握りを楽しみたい人には、トロいなりも気になるところ。訪問者の記録では、夜の握り堪能コースに含まれていた一方、昼のコースとは内容が異なるとして選び直した例もある。ふわりとした穴子や、赤身・中トロ・大トロの食べ比べも記録に挙がっており、季節やコースごとの組み立てを楽しむ鮨の時間がうかがえる。
追加の一品を頼んだ記録には、天然うなぎやとうもろこしの茶わん蒸し、鰆のスープも。うなぎは皮のぱりっとした食感と身の厚みが印象的だったという声があり、握り中心のコースに一品を加えて食事の幅を広げる楽しみ方もできる。これらは個別の注文例なので、内容は訪問時に確認を。
飲み物は日本酒のほか、白ワインやビールも選択肢にある。メニュー記録には山形政宗、乾坤一、よこやまといった銘柄があり、乾坤一は半合の表記。鮨と日本酒を合わせた訪問者もいるので、少しずつ飲みたいときの候補になりそうだ。ワインなら甲州のアルガブランカや、カリフォルニアのシャルドネも記録されている。
営業案内では日曜・月曜に昼と夜の時間帯を設け、ディナーは予約がおすすめとされている。握りを中心にお腹いっぱい楽しみたい日にも、追加の一品を添えて味の変化をつけたい日にも、コースの内容を見比べて選びたい店だ。







